浜松ライオンズクラブ 50周年記念誌が世界1位

【2007年11月20日 中日新聞】

 浜松ライオンズクラブ(金子啓樹会長)の創立50周年記念誌が、2007年度国際コンテストのニュースレター部門で1位に輝き、19日夜にJR浜松駅前のオークラアクトシティホテル浜松で祝賀会が開かれた。世界トップは東海北陸地域で初めての快挙。80人余の出席者たちが喜びをかみしめた。 (赤野嘉春)

 米国シカゴにある国際理事会のPR委員会が毎年、世界200カ国、4万5000クラブの活動を評価している。機関紙などを対象とするニュースレター部門のほか、ユニホームなどのデザインを競うパレード部門や写真コンテスト、広聴活動などがある。

 受賞した記念誌は、昨年度の創立50周年記念事業や式典などを斬新なレイアウトで紹介したり、10年ごとにまとめた半世紀の足跡をカラフルな年表で表したりと、工夫が凝らされていた。発足当時の活動からモノクロを含め250枚の写真を使ったり、DVDもセットにしたのが高い評価につながった。

 祝賀会には、浜松市内の7ライオンズからも役員らが駆けつけた。50周年記念実行委員長の川島順三さんは「想定外の快挙。クラブ一丸でやった記念事業がこういった形で評価されて喜ばしい」と感激を語った。

 会場には大型スクリーンが設けられ、記念のDVDが放映された。記念誌は浜松市中央図書館で閲覧できる。

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